『釣魚大全』
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2011年1月31日 17時19分
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ROTTONさんの新たなコンセプト『study to be quiet』の中で紹介されてましたアイザック ウォルトンの『釣魚大全』です。
この本の存在も知らなかったので、どんなものかなf^_^)?と買ってみました。
最近は寒すぎてといいますか、寒暖の差で表面が泡ふいたりしちゃってるので、ルアー作りもなかなか進まないので、こたつで読書でもなんて思ってます!!
ゼログラビティとしてQUIETプラグを作る機会がくるのでしょうかf^_^)?
面白いアイディアが浮かんだらですよね!!!
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『半島を出よ』
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2009年4月20日 23時19分
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久しぶりに小説の話を。
村上龍の長編小説では一番新しいと思います。文庫本ですがアートワークもイカしてます!
簡単に説明しますと北朝鮮の軍隊が九州を占領すると言う話です。
何故、占領されるのを指をくわえて見ていないといけない状況なのかと言いますと、
表向きは北朝鮮の軍隊が国を亡命して出てきているので、北朝鮮とはもう何も関係が無く、おまけにこの軍隊が九州の人達を人質取っているので、日本政府も手を出せない状態です。
この作品も村上龍の徹底的な取材力と先見の明には圧倒されます。
北朝鮮は謎の多い国で私達は普段なかなか実体を知る事が出来ないのですが、特に北朝鮮の軍人のエピソードとか凄くリアルです。
最近もミサイルを人工衛星だと言いはったり、危険な感じはしますが、この小説の様にならないようで祈るばかりです!
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コインロッカーベイビーズ。
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2009年1月18日 21時58分
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先日のブログでも書きましたが、今読み直してます、村上龍の『コインロッカーベイビーズ』。
もう何十回と読んでますが、何度読んでも面白いです。
初めて出会ったのは二十歳の頃、当時のバンド仲間とマクドナルドで話してる時です。
『面白い本があるんだけど、コインロッカーに捨てられた赤ちゃんで、今まで生き残ったのが二人だけいるって話なんだけど...』
それまで、活字の本を読む習慣がなかったのですが、何故か惹かれるものがあって買って読んでみました。
読んでみると、小学生の頃から、さんざん本を読みなさいとか、本を読むと頭が良くなると言われて『本=真面目な物』と思っていたのですが、映画やマンガではとても表現しきれないエロさグロさなど、自分の固定観念を覆す内容に、これはヤバいと一気にハマってしまいました。
それ以来、村上龍の長篇小説は全部読んでいるのですが、村上龍の作品の魅力を一言で言うと、徹底的な取材によるリアリティと、時代の先を読み取る鋭い洞察力によるフィクション、つまり現実と嘘を巧みに織りまぜる事により、読んでるとどこまでが本当で、どこが嘘か解らなくなるなります。
もちろん、文学的にも評価されてますし、とても面白いのですが、あまり人にはオススメしません。
グロテスクな表現も多いし、精神に支障をきたしそうです。私にとっては、まさに『不良読み物』ですからね(笑)。
人間、読んじゃイケないって言われると読みたくなるもんです(^_^;)。
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