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  | 『半島を出よ』 |  
  | 2009年4月20日 23時19分 |  
  | 久しぶりに小説の話を。 
 村上龍の長編小説では一番新しいと思います。文庫本ですがアートワークもイカしてます!
 
 簡単に説明しますと北朝鮮の軍隊が九州を占領すると言う話です。
 何故、占領されるのを指をくわえて見ていないといけない状況なのかと言いますと、
 表向きは北朝鮮の軍隊が国を亡命して出てきているので、北朝鮮とはもう何も関係が無く、おまけにこの軍隊が九州の人達を人質取っているので、日本政府も手を出せない状態です。
 
 この作品も村上龍の徹底的な取材力と先見の明には圧倒されます。
 
 北朝鮮は謎の多い国で私達は普段なかなか実体を知る事が出来ないのですが、特に北朝鮮の軍人のエピソードとか凄くリアルです。
 
 最近もミサイルを人工衛星だと言いはったり、危険な感じはしますが、この小説の様にならないようで祈るばかりです!
 
 
 
 
 
 
  
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